FX 失敗

「頭と尻尾はくれてやれ」とは?

「頭と尻尾はくれてやれ」とは?

投資の世界には様々な格言があり、「頭と尻尾はくれてやれ」というのも、その1つです。FXで勝つためには「底値で買って高値で売る」ということが理想ですが、1円、1銭の狂いもなく、底値や高値を予想できるわけではありません。

そのため「ある程度の値幅で、利益を確定できれば成功」と思うのがちょうど良いのです。取れなかった利益は魚の頭と尻尾だと思って、胴体の部分さえしっかり押さえれば良いという考えが大切ということです。

私たちが利益確定をする、つまり持っているポジションを手放すべきタイミングは、いつやってくるかわかりません。OLやサラリーマンといった本業がある方はチャートをずっとにらんでいるわけにも、いきません。

そこで、決済するための指値注文を、あらかじめ入れておくのが良いのです。特に相場の値動きが激しいときには、成行注文を入れようとしても、注文が通らないことがあります。しかし、指値注文を入れておけば、望みどおりの条件で自動的に決済をしてもらえます。

このときに「頭と尻尾はくれてやれ」という格言を思い出してほしいのです。仮に「1ドル=110円まで上がる」と予想した場合には、あえて「1ドル=109.5円」など、少し手前のところで指値注文を入れておきます。予想が少し外れたばかりに、注文が通らないということを、できるだけ避けるための方法です。

また、ポジションを決済するタイミングや価格を、あえて数度に分けるという方法もあります。これはポジションを購入するときに、タイミングや価格を分散して購入するという考えと同じです。

ただ、分散しての決済には手間隙がかかりますし、利益も「一気に大きく」は取れない、というデメリットもあるので、経験を積みながら、資産を守りつつ、利益も上げていくための、ベストな方法を見つけていく必要があります。

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