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ECBとは?

ECBとは?

ギリシャ問題に関係して、ECB要人発言に注目が集まりました。「ECBとしては、ギリシャがユーロに残留することを希望する」という発言が大きく取り上げられ、一方で「ギリシャがユーロ圏を離脱した場合のシナリオ」の存在も、報道されていました。

そもそもECBとは「European Central Bank」を略した言葉で、日本語では「欧州中央銀行」という意味になります。ECB政策理事会が、毎月の第一・第三木曜日に開かれており、特に第一木曜日には金融政策の決定が行われるため、FX投資家たちがその発表の内容に注目をしています。

ユーロは複数の国で流通している通貨ですので、「一国の景気の良し悪しや、他国との関係がすぐに、ユーロの相場を左右するか」というと難しいものがあります。ただ、強いて言うならば、ユーロが流通し始めるまでは、ドイツマルクの流通量が多かったという歴史があります。そのため、ドイツの経済情勢に注目するのも、1つの方法です。ECB本部がドイツ・フランクフルトにあることからも、ドイツという国の重要性がよくわかります。

さてECB政策理事会の発表で、最も影響を受けるのは「ユーロ・米ドル」の組み合わせです。世界の経済がアメリカを中心に動いているため、通貨の価値が上昇したか、下落したかを観察したければ、米ドルとの関係を見ればわかりやすい、と言われています。

従来は「米ドルとユーロの政策金利の差が、縮まれば縮まるほどユーロ高、ドル安になる」という傾向がありました。ユーロ加盟国が増えて、ユーロの流通量が増してきたことが、この傾向を強める要因ともなっていました。

ただ現在は、ギリシャ問題がありますので、リスク回避のためにユーロを手放す投資家もいます。かといって米ドルにパワーがあるわけでもないので、投資家が日本円を買うという傾向があります。

ギリシャ問題がどう動くかに加えて、最近ではスペインの財政難もあって、ユーロの値動きがどうなるか、慎重に見極める必要が出てきました。初心者の方で「米ドルやユーロならば安心」と思い込んでいる方も、暴落などに備える必要が出てきたと言えます。

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