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ストキャスティクスをスキャルピングに活用

ストキャスティクスをスキャルピングに活用

ストキャスティクスとは、1950年代にジョージ・レイン氏によって開発されたオシレーター系のテクニカル分析です。オシレーター系指標の特徴である「売られ過ぎ・買われ過ぎ」のサインを出してくれるこのストキャスティクスは、主にトレンドのない相場で売られ過ぎ・買われ過ぎ」を判断する逆張りのテクニカルツールとして、スキャルピングを行う多くのトレーダーに有効活用されています。

ストキャスティクスでは2本の線を用いて、その線のクロスを売買サインとするのですが、この基本となるラインはそれぞれ「%K」「%D」と呼ばれています。「%K」は当該期間において現状はその変動幅のどのあたりに位置しているのかを0~100で数値化したもの。直近の終値価格と過去5日間の価格変動の相対関係を示しています。

「%D」は「%K」をm日間で移動平均し、なめらかにしたもので、転換シグナルを示しています。この2本のモーメンタム・ラインが明確に売買サインを示してくれるため、小さな利幅を狙うスキャルピングでも有効的に活用することができるのです。

ストキャスティクスを活用して逆張りで売買を仕掛ける

このストキャスティクスをスキャルピングに活用する際には、逆張りで売買を仕掛けるというのが一般的。売買サインとしては、ストキャスティクスの「%K」が「%D」を下方から上抜けた時が買いサイン、そしてストキャスティクスの「%K」が「%D」を上方から下抜けた時が売りサインとなります。

かといって、すべてのサインでポジションを立てるのはスキャルピングとはいえとても大変なこと。だましにひっかかる回数を減らし、有効的にストキャスティクスを活用するためには、30%以下で買いサインが出たときだけ買い、70%以上で売りサインが出たときのみ売るといったように自分の中でルールを明確にしておくとよいかもしれません。

ストキャスティクスはレンジ相場で効力を発揮する

また、ストキャスティクスの売買サインは、トレンド発生時よりも相場が横ばい(レンジ相場)のときのほうがより有効的に機能すると考えられます。長い上昇トレンドや下降トレンドが発生している場合には、70%以上・30%以下という売買サインであってもだましが多くなる傾向にあると思われますので、相場が横ばいに落ち着くまでストキャスティクスでの売買は控えたほうがよいかもしれません。

スキャルピングでストキャスティクスを活用する場合には、逆張りのテクニカル分析という性質上、できるだけ早く利益確定をしなければなりません。また、強いトレンドが形成された時には、ストキャスティクスは上下に張り付いてしまって機能しなくなることがあります。こうしたことから考えても、ストキャスティクスは短期売買であるスキャルピングに適したテクニカル指標であると言えるでしょう。

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