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損小利大を実践することの難しさ

損小利大を実践することの難しさ

「損小利大」は、投資家なら誰でも実践すべき、投資で勝ち残るための鉄則ですが、それだけだと漠然としていて「具体的にどのくらい損を小さくすれば?」「利益ってどのくらいとればいいの?」と迷ってしまいます。

利大というのは決して「利益が大きければ大きいほど良い」のではなく、「出した損失よりも大き目の利益を得る」ということを心がける、という意味で捉えたいです。

利益とリスクは比例する

たとえば、1の損を出したとき、1の利益を出しただけでは収支がゼロになってしまいます。しかし、1の損に対して、2の利益を上げられると収支としてはプラスです。では「1の損を出したら、利益を4,5......と大きく上げたらもっと利益が出るのでは?」というのは危険な発想です。

利益を大きく上げようとすればするほどリスクの高い投資をしなければなりません。4の利益を狙って投資した場合、予想が外れたら4の損失を出すこともありうるので注意が必要です。

「1の損を出したら、2~3の利益を上げる」くらいがちょうど良いです。それ以上の利益を上げようとすると、一か八かの賭けのような投資をせざるを得なくなるからです。

損小利大の基本

一般的には、一度の取引での損失は「投資に使える資金の10分の1まで」が適切だと言われています。それを超えて損失を出しそうであれば、その時点で損切りをして取引からは手を引きます。そうしないと次に上げなければならない利益が膨らんでしまうからです。

また「1の損失が続いて合計10の損になってしまった。だから20~30の利益を上げなければならない」というのも良くありません。そもそも10回も損失が続くというトレード方法に何かの間違いがあるのですから早めに見直すことが必要です。

損小利大という言葉は先人の知恵が込められた、投資の本質を捉えた言葉です。他にも投資格言は沢山ありますが言葉をそのまま覚えても意味がなく、自分なりに解釈をして投資ルールに活かしていくことが大切です。

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