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マイナー通貨に潜むワナとは?

マイナー通貨に潜むワナとは?

FXの特徴として「日本にいながら、様々な国の通貨に投資できる」ということがあります。アメリカドル、ユーロ、ポンド・・・など、FX業者が取り扱う通貨の種類は増えてきています。最近は新興国の通貨に投資をして、高いスワップポイントを受け取るといった方法で成功している人も多いです。

ただ、注意が必要なのはマイナー通貨ほど、「売りたいときに買い手がつかない」「買いたいと思っても、売ってくれる人がいない」という事態が起こりがち、という点です。これを「流動性リスク」といいます。

流動性リスクが比較的少ないのは、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、スイスフランといったところでしょうか。逆に、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド、トルコリラなど、流通量の少ない通貨では「売りたいときに売れない」という可能性があります。

政策金利を高くしなければ、誰からも見向きもされない通貨

オーストラリアドルをはじめとするマイナー通貨は、政策金利が高いとして人気ですが、これは言い換えれば「政策金利を高くしなければ、誰からも見向きもされない通貨」ということを意味します。

市場での流動性が低い状態になると、希望するレートで売買ができない場合もありますし、「取引制限措置」がとられて売買ができなくなったりするという可能性もあります。最初は資金力が豊富ではない場合が多いので、「決済できないなら、この通貨はやめて別の通貨に投資しよう」ということが、なかなかできないこともあるでしょう。

経験を積んでからマイナー通貨へ

FX初心者の方は、まずはドルやユーロの取引をして、流動性リスクの低い状態で投資の感覚に慣れていくこと、資金を増やしていくといったことから始めて、資金力がついてきたころにマイナー通貨の取り扱いを始めるのが良いです。そうやって経験を重ねていけば、「どの通貨なら利益を上げやすいか」といった直感も身についてきます。

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